はるかぜ

―春の風を受けて、今ここに動き出す
世界でたった一つ 私だけの青春―
 
朝の日差しが 瞼の裏広がる
軽い足取りで 新しい世界見に行こう
 
電車の窓 ふと覗いてみた
広がる 人の景色続いてる
みんな、同じだ
 
ただ過ぎていく時間、みんな同じだけれど
私の物語 どんな色に染まるの?
―春の風を受けて、今ここに動き出す
世界でたった一つ 私だけの青春―
 
門をくぐれば 桜の花ひらひら
まるで祝福の 踊りみたい・・・
 
鼓動が早くなるよ ドキドキと跳ねる心臓
はやる気持ち 背中押す
思い、溢れる
 
教室に入れば 爽やかな木の匂い
息を深く吸って 未来のことを思う
過ぎゆく季節さえ 一瞬のことだけど
アルバムの最後は 笑った顔で居たい
 
花、咲き誇り 風、舞い上がる
私は走る もう止まらない!
 
走り出した私 鼓動は早いままで
見上げた空は青い まるで「青春」の中
同じ服着た人 おしゃれをした大人も
同じ時を過ごす 「仲間」という存在
 
思い出の1ページ 春の風になびいてる
白紙のキャンバスに 私だけの模様を
―春の風を受けて、今ここに動き出す
世界でたった一つ 私だけの青春―